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炭素埋設により住宅環境をマイナスイオンリッチにする方法

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はじめに:生命と電場・磁場との関係

(T):楢崎皇月先生の実測調査と研究成果及び地電位調査手段
 (1):計測方法(その1.計測値と作物の生育状況)
 (2):計測項目
 (3):計測総数及び面積
 (4):計測結果と植物の生育状況
 (5):ヒトと動物の居住地
 (6):神社・仏閣の計測
 (7):地電位を改善し調整する手段
 (8):最近の動き

(U):ヒトの健康問題との関連
(V)炭素埋設に最適な炭素の種類
(W)具体的な木炭埋設による宅地全体のイオンリッチ化法
生命の立場からみた当法の効能



生命と電場・磁場との関係
生命が誕生してから約35億年。以後ずっと地球の電場・磁場の洗礼を受けて、生命がはぐくまれ、進化し
てきた。
地球内部では自励発電が行われているとされ、それに伴って次図のような強力な磁力が発生している。
生命体は、発生以来常時この電場・磁場にさらされ、それらを有効に取り入れることにより、自己の活力を維持し、その生命の存続に利用してきた。
また、自身の体内でも微弱な発電を行い生体を維持している。
ここでは、これらの電場・磁場がヒトの健康や植物の生育に如何に役立っているか検討したい。電流が流れているところには必ず磁場があり、また磁場のあるところには必ず電流が流れている。したがって地球の表面にも微弱な電流が流れていてこれを一般に大地電流とよぶ。
この大地電流の流れ方及びその強弱がヒトを含む生命体にどのような影響をもたらすかという問題を膨大な実測数をもとに統計的に調査した天才的な物理科学者がいた。その名は楢崎皇月先生といい、昭和30年にその成果の一部を新しい農業技術の開発の一環として「植物波農法」を発表、その後人問の病気を治し、健康を増進させる「人体波健康法」を、食品の味を良くし物質の性質を良い方に変える「物質変性法」を完成させた。
これらをあわせて楢崎先生グループでは「静電三法」と呼んでいる。


 


 

 

・調査単位面積1アール(10m×1om)に15pφ30pの深さの穴を9ヶ所、上図の如く掘る。
・一穴の大きさについては予備計測の結果(深さ5…1・・・・…皿・1m・1・m)生物・特に植物生育のためには30p深さと地表との値をみればよいということが判明。


(2)計測項目
イ.上下の地層間(すなわち(A)・(B)間)に流れる電流方向と電流値の計測。微弱電位差計(10'8ボルト以上)
ロ.酸化還元電圧値の測定
  三V加圧標準電池、白金電極使用数他換算表によってみる。
ハ.9地点問の電位差
  9地点間及び広い地域の電位傾斜をみる。(数値が小さいほど迎元電圧)
  加圧電池を利用(地表面の電位差をみるだけであるので六V以上でもよい)
二.(イ)(口)(ハ)の測定値と植物成育状態の観察。

(3)計測総数及び面積
・計測総数全国
・計測総面積約
・計測期問約
 12,145ケ所
 121ヘクタール
 3ケ年


(4)計測結果と植物の生育状況
・優勢成育地帯1,821ケ所(約15%)12.7ヘクタール(約10.5%)
 地表層は還元電圧を示し、電流方向は下から上へは全く流れない地帯。植物生育はすこぶる良好。
・A型標準地帯6,315ヶ所(約52%)62ヘクタール(約52%)
 地表層に酸化電圧と還元電圧の小区画が混在電流も上から下へ、下から上への区。
・B型標準地帯364ヶ所(約3%)5.3ヘクタール(約4%)
 A型によく似ているが酸化還元電圧値がAにくらべてその差が小さく電流値の差も小さい。
・C型劣勢地帯3,410ヶ所(約28%)36.3ヘクタール(約30%)
 地表層の殆どが酸化電圧。植物は生育不良。
・D型劣勢地帯242ヶ所(約2%)37ヘクタール(約3%)
 電流方向は不定。一寸離れた所でも酸化還元が異なりたえず変化している。植物の生育は不良。


(5)ヒトと動物の居住地
 15cm深さ30pの穴を複数個堀り計測。
・ヒト計測個所60ケ所
 24ヶ所(40%)…優勢地帯健康的で病人がいなかった。
 36ヶ所(60%)…劣勢地帯病気がちの人が多かった。
・養鶏場計測個所9ヶ所
 18ヶ所(20%)…優勢地帯産卵率高く病鶏がいない。
 72ヶ所(80%)…劣勢地帯産卵率不良。
・牛舎関係計測個所45ヶ所
 6ヶ所…優勢地帯
 39ヶ所…劣勢地帯
・豚舎関係計測個所69ヶ所
 21ヶ所…優勢地帯
 48ヶ所…劣勢地帯

(6)神社・仏閣の計測
・神社計測総数18ヶ所すべて優勢地帯
 寺院計測総数27ケ所
 21ヶ所…優勢地帯
 6ケ所A型標準地帯

(7)地電位を改善し、調整する手段
劣勢地におけるヒトや動物の不健康、及び植物生育の改善のために楢崎グループが種々実験を行った。
そのなかで最も効果的であった方法が下記のものである。すなわち太地に賦存する電位構造を変化させる為に穴を掘り、大地に損傷電位を波及させて、かつこれを安定化させるために炭素質を埋設することである。
この手段はもとより局地的な小区域の電位を変えることであり広範囲の地表面を一変させることは不可能で埋設地を中心に半径15〜20m程度、ただし有効期間は現在のところ半永久的である。
また・炭素埋設以外でも井戸を掘れば同じような効果が期待でき、本件についてアメリカの科学誌
「サイエンス」1988年11月号一アモルファス半導体超格子一にも紹介されている。

実験の炭素埋設の一例

・穴の大きさ 径1m炭素充填30p深さ
・炭素質   別途検討
・穴の埋戻し 炭素質充填後掘った土で埋めもどす
・有効範囲  半径15m程度
・炭素必要量 1m×1m×3.14x0.3/4=0.24u(2402)
       比重0.35程度とすると
       2402×0.35kg/ゼ=84kg
       比重の差があってもせいぜい100kg程度の炭素があれば十分ということになる。

(8)楢崎皇月先生が研究された当理論は、最近になって急に脚光をあびつつある。徐々にではあるが追加研
究が進められてきたことと、ヒトの健康問題にまで大きく関運することが判明してきたからである。
地表・地下(一30p)間の電位差は、工学的には全く無視される程度の微小電位(マイクロボルト)、
微弱エネルギー差ではあるが、ヒトや動物の生理活性、植物の生育生長にとって重要な関連をもつ因子
である。

(U)ヒトの健康問題との関連
最近・大気中のイオンバランス・特にマイナスイオンがヒトの健康に役立つことが経験的に立証されつつ
ある。いろいろな大気イオン測定器が開発され、マイナスイオンの差異
各地の計測が可能となってきた。これによると都会での騒然たる空間には、イオン全体量も少なく、かつプラスイオンの方がマイナスイオンより多い。ところが森林のなかや、温泉地では、都会とは反対にイオン全体量が多くマイナスイオンの方が多い。このことは一体なにを指しているのだろうか・・・・?
楢崎皇月先生が膨大な費用と長時問かけて研究された領域とこの大気中のイオンとは全く同じ範ちゅうに入るものではないかと思われてならない。楢崎理論では(A)と(B)の電位差が大きければ大きいほど優勢地帯であり、これはイオン全体の量が多いことになり、また電子又はそのキャリアとしてのマイナスイオンが多いことにもなる。


医学界からも次の現象が指摘されている。
(1)循環系では健常人でプラスイオン吸入により収縮期・拡張期血圧の上昇をみ、マイナスイオンで高血圧症患者の血圧をさげる。

(2)中枢神経系に対してはブラスイオンは交感神経系を興奮させマイナスイオンは脳波上0.5〜0.15サイクル/秒のα波を示しまどろみ・解放感を感じ、鎮静効果がみられる。
(3)代謝面ではマイナスイオンは基礎代謝や酸素消費量の低下をみる。

(皿)炭素埋設に最適な炭素の種類
A図は周期律表の一部を示す。周知のように周期律表は右上にゆくほど非金属製(絶縁性)が強く左下に
ゆくほど金属製(導電性)が強い元素が配列されている。炭素は代表的な半導体であるシリコン・ゲルマニ
ウムと同じく中央に位置しこれらは4価の元素として金属と非金属の境界にある。
シリコン・ゲルマニウムはこれらの性質を巧みに利用して半導体技術が開発されエレクトロニクスヘの道
が開かれた・炭素そのものはB図の如く、ダイヤモンドのような絶縁物からグラファイトのような導電体ま
できわめてその結晶構造は多彩である。炭素を主成分とする木炭も例外ではなく、その乾留温度を調節する
ことによりその結晶構造を任意に変化させることが可能である。

一般的な黒炭のような絶縁物から白炭のような導電体に変化されることも可能である。乾留温度を調節することにより結晶構造が立体乱層構造でアモルファス構造的なものとなる。木炭には炭素以外に5価の元素窒素(N)・リンP)等も含みまた3価の元素ほう素(B)・アルミニウム(A1)・チタン(T)等を無機成分として含むため精度が悪いが、大量生産可能な半導体としての性格をもたすことも可能であ私ここで登場する炭素畢設法には理論上、この半導体性質をもつ木炭が最適である。



(W)具体的な活性イ休炭埋設による宅地・建物全体をマイナスイオンリッチにする方法

一般的な宅地の場合(皿)にあるような炭素埋設に最適な木炭を1ヶ所、多くても2ヶ所施行すればよい
ことになる。
例えば敷地約60坪の場合
有効:半径15m
※下図の如く1ヶ所炭素埋設で十分である。
 

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執筆者:秋月克文

(I)楢崎皇月先生の実測と研究成果及び地電位調整手段
(1)計測方法(その1.計測地と作物の成育状況)
はじめに:生命と電場・磁場との関係

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